製造業はスキルアップを実感しやすい

仕事を探す場合は、さまざまな業界・業種の中から自分の希望に合っているものを選ぶ必要があります。近年、人気を集めるようになってきているのが製造業です。一口に製造業といっても、企業によって製造しているものは多種多様なので、単に製造業の仕事をしたいという気持ちだけで仕事を探していくと、うまく見つけることができません。何を作りたいのか、どのようなものに興味があるのかを明確に決めて、製造業の仕事を探していくようにする必要があります。安易に探していても、なかなか仕事を決めることができない点に注意しなければなりません。

製造業といった場合、真っ先に思い浮かぶのは自動車などの機械です。自動車のメーカーでは、さまざまなタイプの自動車を製造するようになっていて、人々の生活を便利に変えています。多くの人の役に立っていることを実感することができるため、製造業の中でも自動車関連のメーカーは人気が高まっているのです。自動車が好きな人にとって、自動車メーカーでの仕事は非常にやり甲斐のあるものです。製造業の仕事は、経験を積んでいくにつれて技術力が高まっていくので、スキルアップをしている実感を感じやすいという点でも、注目されています。


3日だけなのにもう一生したくない

製造業のバイトに3日間だけ行きました。
ずっとコンプレッサーの上を流れて行く小さな部品を1日中見ているだけです。
誰かと話す事も無く、ただひたすら、コンプレッサーの上を流れて行く小さな部品に不良品が無いかを見て行きます。
不良品がある場合は機械を一旦停めて、その部品を取り、検品に回し、またコンプレッサーを起動します。
その作業を1日8時間3日間見ていました。
私は3日間だけでしたが、この職場に勤めている正社員の方やパートの方は、毎日この繰り返しなんだと思うとゾッとしました。
同じ体制で見ているだけで、楽に感じそうですが、考え事をしてしまうと集中力が切れてしまうので、不良品を見落とす可能性もあります。
不良品を見失うと、その会社の信用にかかわりますし、大損失です。
バイトながらに、大変な仕事なのだという事を良く理解できました。
又、誰とも対話をする事も無く、24時間コンプレッサーは回っているので、交代制です。
交代する時に引き継ぎをする為に次の方に話しをするだけ、3日間で話した人は引き継ぎの人だけですし、もちろん知り合いも出来ませんでした。
製造業の方は孤独との闘いでもありました。
孤独が好きな人には良いのかもしれませんが、私には決して耐えられる仕事ではありませんでした。


製造業の求人を眺めているとロボット製造会社の求人が目に留まり・・・

転職活動の息抜きとして、ロボット製造会社でアルバイトをしました。
期間は2か月程度でしたが今までに経験したことがない業種であった為、大変勉強になりました。
場所は北九州市の八幡にある電機会社です。
そもそもなぜアルバイトをしようかと思った理由は、就職活動が上手くいかず、もう工場でアルバイトなどをして生活していこうと思ったわけです。
もし就職活動が失敗したら、工場に就職しようと少し考えていましたが、本望ではありませんでした。生活のためです。
そうした中、製造業求人を眺めていると、先程ご紹介しました、ロボット製造会社の求人を発見したのです。
そして、面接を受け合格し、次の日より勤務ということで朝7時から作業開始でした。
事前に製造業について調べており、朝が早い、夜が遅い場合によると交代制で夜も出る必要があると・・
ただその会社は交代制ではなく、7時~6時までの勤務でした。
ロボット製造という事で、私は以前より図面を見るのが好きでその点は苦労しませんでした。
図面を見るのが苦手な人にとっては、まずそこでつまずくと思います。あるものを正面から切ってあらわした図面等々。アルバイトする数か月前は図面について少し勉強していましたし。
まずつまずいたのは、ネジの種類の多さです。
多さといっても、単純にサイズの問題なんですがサイズがいろいろありそれを覚えないと、仕事にならなかったからです。
これは見て、イメージして覚えるしかなかったです。すべて把握するまでに2,3週間かかりました。
ロボットを製造し顧客に納品しますので、もちろん傷をつけるなど厳禁ですが、一部の部品がアルミでできていたりと非常に傷つきやすいものもありました。慎重に作業する事も求められました。
安心したのは流れ作業だと思っていたのですが、そうではなく、ロボットの部品を作るためにグループ内で入れ替わり作業でした。
環境的にはあまり良くなかったと思っていますが、私の人生経験としてとても充実していたと思います。


意外と楽しかった製造業の仕事

自分は以前に食品製造業のアルバイトをしていたことがあります。作業は流れ作業でした。仕事内容はタルトの製造で、まず型に生地を敷きます。そしてそれがベルトコンベアに乗って流れて行き、機械によってクリームが入れられます。その後鎌に入り焼きあがったタルトを型から外して検品し、パッキングするというものでした。
たくさんの仕事が関係しており、様々な持ち場で仕事を行いましたが、自分が一番好きだったのは型に生地を敷く仕事です。生地が上手に敷けなければタルトの形は歪になってしまいます。そのためかなり重要な持ち場でした。しかし流れ作業であるために時間をかけて生地を敷くことはできません。スピーディーに、尚且つ丁寧に敷いていかなければならないのです。
このなんともいえない緊張感の中で仕事を行うのが好きでした。そして自分の敷いた生地でできたタルトがきれいに焼きあがったとき、大きな満足感を得ることができたのを覚えています。正直この仕事を始める前は流れ作業で楽しいと感じることなどできないのではないかと思っていましたが、大きな満足感を得ることのできる仕事でした。自分がこれまでに製造業を経験したのはこのときだけですが、非常によい経験だったと感じています。


製造業で長く勤めてみて

私はこれまでに電子部品の製造の仕事を10年以上続けてきました。製造業の仕事は正直言って単純作業が多いです。
現在は機械化が進んでいるので私の勤めていた自動車部品の製造では機械が正常に動くように見守っているという事が多かったです。
特に現場で働くオペレーターという仕事であれば難しい知識や経験も必要ないと思います。立ち仕事に耐えられる体力と忍耐力があれば十分だと思います。女性は主に検査業務という形で顕微鏡を見ながら製品のチェックを行っていました。中には顕微鏡に酔ってしまうという人もいたので人によっては向かない人もいるかもしれません。勤務体制では、日勤や夜勤など就業時間が不規則になる事が考えられる職場でもあると思います。
服装に関しては指定の制服がありましたが、髪型や髪の色に規則はありませんでした。10代や20代の職員の中には髪を染めたりヒゲを生やしている人もいたのでその辺に関しては比較的自由が認められています。
製造業の仕事は慣れるまでに時間がかかる事があります。ただ最初できなくても時間が解決してくれる業種である事を覚えていてほしいです。人によって個人差はあると思いますがいきなり結果を求めず長い目で仕事に取り組む事が大切です。


ものずくりの大変さ

ものずくりは大変です。
僕はロボットを製造する会社でアルバイトをしていました。
アルバイトなので重要部分などはさせてもらえませんでしたが、今までの仕事の中でPCなどのディスクワークしか携わったことなく非常に良い経験ができたと思っています。
ネジの見分け方や、図面の見方、寸法のはかり方など技術的な事。
また、作業前後の再チェックの重要性、安全確認など基本的なことについても学べたと思っています。
1人でする作業ではなくチームとしてある一つのものを作り上げていくという経験も。
1つのロボットを製造するともちろん耐久テストというのがあります。これは特にロボットの内部など目に見えない箇所は製造後チェックできませんから、そうした部分にたいしてもきちんと製造できているか?ロボットとしてきちんと動くかを目的として行います。
その際にたまにですが動かない!または耐久が悪いという問題が出てきます。僕が見聞きしたことでいうと、内部の接続部分が弱かったり部品の上下が逆だったりすることが多いそうです。
うれしいことに自分で製造したものでそのようなことはありませんでしたが。しかし気を付けようと気が引き締まりました。
あと人生で最大といっても過言ではない悲惨な状況を目にしました。
ロボットのアームを製造するチームにおいてアームを切断する機械にアームを挿入し作業しているときに指を切断したという出来事でした。
もちろんすぐに病院に行きましたが、今でもたまに夢に出てくる悲惨な出来事でした。
こんなことも考えられるので製造業は特に安全第一で注意喚起しながら作業が必要だと思いました。


ハードだが成長できた

大学生のころに短期のアルバイトで工場での軽作業の仕事に携わったことがあります。冷凍食品の製造を取り扱っている会社だったのですが、アルバイト情報誌に載っていた、「軽作業」という説明は当てはまらないと感じました。
日ごとに担当する作業は違っていましたが、個人的に一番きつかったのは商品のぎっしりと詰まった重い箱を何往復もしながら運ばなければならない作業です。日頃の運動不足がたたり、次の日には筋肉痛になり、それがまた作業へと響くという悪循環(2日連続でこの作業を担当しなければならない日がありました)。ほかにもキツい作業は多く、社員の人たちは苦も無く作業していました。製造業に携わる人にとってはこの程度の作業は軽作業なのかもしれません。確かに私たちのような短期アルバイト組に多くみられる貧弱な体つきではなく、がっちりとした体格の人が多かったように思います。
キツいとはいえおよそ1か月の期間投げ出すことなく最後まで全うしたのは数年後に訪れる就職活動のことが頭によぎったからです。この程度のことで音をあげていては話にならないと感じました。何人かの人が途中から来なくなりましたが、最後まで行き続けて本当に良かったと思っています。いい経験ができましたし、成長できた1か月でした。